スポンサーサイト

  • 2018.12.18 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    いつまでも幸せに・・・高田郁「天の梯ーみをつくし料理帖ー」

    • 2014.08.31 Sunday
    • 23:25
    JUGEMテーマ:読書

    はあ。。読み終わってしまいました。
    「天(そら)の梯(かけはし)」は
    「みをつくし料理帖」シリーズの最後の巻なので、
    買ってからずっと読むのが勿体なくて、
    中にはさんであるチラシを見て2日ぐらい過ごし、
    最初の地図や登場人物を眺めて1日過ごし、
    いざ本編に入っても、読み進めていくのが惜しくて、
    最初はちょっとだけ読んで、終わろうと思ったのですが、
    それはどうしても我慢ができなかったので1編を読んで、
    結局、一日一編ずつ読んで、4日で読み終わってしまいました。

    (内容紹介)
    ”『食は、人の天なり』――医師・源斉の言葉に触れ、
    料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。
    どのような料理人を目指し、どんな料理を作り続けることを願うのか。
    澪の心星は揺らぐことなく頭上に瞬いていた。
    その一方で、吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについて懊悩する日々。
    四千両を捻出し、野江を身請けすることは叶うのか! ?
    厚い雲を抜け、仰ぎ見る蒼天の美しさとは! ?
    「みをつくし料理帖」シリーズ、堂々の完結。”

    こんなに毎回感動する本も珍しいですが、
    こんなに、最後が嬉しくて爽やかで感動的な本、
    今まで読んできてよかった、と思える本は今までになかったような気がします。
    最後のあたりは涙がボロボロ出て止まらなくなってしまいました。
    本というより、澪という人の料理人の生き方をドラマで観ていたような感覚。
    いつも人の口に入るものの事を考え、色んな人の事を慮り、
    大事な親友の事、彼女の幸せを願う澪の、色々な場面でのひたむきさ、決意が
    登場人物や読者の胸を打って、ジーンとさせられます。
    はじめの何冊かの巻では澪には恋なんてどうでもいい、と思っていたのですが、
    今回初めて澪には幸せになってほしいと思えたし、
    彼女を守ろうとひたすらに考える彼の慎ましい気持ちが素敵だと思えて、
    そして身にしみました。

    又次さんの登場を最後まで願っていたけれど、
    これはこれで、というより、これ以上の終わり方はなかったんだ、と
    納得もできました。
    本の中の登場人物におかしいけれど、いつまでも幸せに、と
    願ってしまいました。

    それぞれの人物のその後が特別編として出るようなので、
    それをまた楽しみに待ちたいと思います。


     

    このまま終わってほしくない2人・・・映画「ビフォア・ミッドナイト」

    • 2014.08.27 Wednesday
    • 22:30

    JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)

     なんだか色々たてこんでいて、ようやく3作目の
    「ビフォア・ミッドナイト」を観る事ができました。
    私の予想通り、ジェシーが「〜サンセット」の最後に
    飛行機に乗らなかった事が判明したのですが、
    その後の展開についてはびっくりしてしまいました。
    「ビフォア・サンライズ」の感想
    「ビフォア・サンセット」の感想

    原題+Before Midnight
    監督+リチャード・リンクレイター
    脚本+リチャード・リンクレイター
    イーサン・ホーク
    ジュリー・デルピー

    キャスト+
    ジェシー(イーサン・ホーク)小説家
    セリーヌ(ジュリー・デルピー)環境活動家
    ハンク(シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック)ジェシーの息子
    エラ(ジェニファー・プライアー )ジェシーとセリーヌの娘
    ニナ(シャーロット・プライアー )ジェシーとセリーヌの娘
    ナタリア(ゼニア・カロゲロプーロ )ジェシーの友人
    パトリック(ウォルター・ラサリー )同上
    アンナ(アリアン・ラベド )同上
    アキレス(ヤニス・パパドプーロス )同上
    アドリアーニ(アティナ・ツァンガリ )同上
    ステファノス(パノス・コロニス )同上

    内容紹介
    ”双子の娘に恵まれ、パリで一緒に暮らすジェシーとセリーヌ。
    2人は友人に招かれてバカンスのためギリシャの海辺の町へやってくるが、
    ジェシーは元妻とシカゴで暮らす10代の息子が気がかりで、
    セリーヌは環境運動家としての仕事に不安を感じており、
    それぞれ頭を悩ませていた。
    そんな時、ジェシーがアメリカへの引っ越しを提案したことから、
    2人の会話は夫婦喧嘩になってしまい……。”

    (ネタバレしています)
    内容紹介にある通り、作品の後半はセリーヌとジェシーの喧嘩、
    というかセリーヌが色々な事に対する不満やストレスを
    ぶちまけていて、圧巻でした。
    見ていてはらはらしてしまったというか、
    いつジェシーがキレてしまうのかとどきどきしていたのですが、
    彼女の性格を熟知しているジェシーは
    「自分以外に君と暮らせる人はいない」という言葉通り、
    彼女の癇癪というかヒステリーというか(同じかな)を
    受け止め、聞き流さずに向き合おうとしていて。
    でもどんな言葉も彼女の怒りに火をつけてしまっていたのですが。

    前後してしまいますが、彼らが一緒に暮らしていた事に
    驚いてしまいました。2人が一緒に車に乗り込むシーンで、
    あれ?と思ったら後部座席に可愛い双子の女の子もいて、
    え?セリーヌの子?と思っていたら、どうやら2人の娘のようで
    「〜サンセット」で飛行機に乗らなかったばかりか、
    ジェシーは離婚してセリーヌと一緒になったんだ。。と
    ん〜、なるほど。。なんてわけもわからず納得してみたり。
    ジェシーもセリーヌもいい感じに中年になっていて、
    ジェシーはカントリー歌手みたいで、渋くて
    ちょっと出たお腹も愛嬌で、年相応でカッコよかったし、
    セリーヌも重ねてきた年齢が顔や体に現れていて、
    相変わらず情熱的なところが素敵で。

    ただ2人も現実に年月を一緒に越えてきている中で
    否応なくロマンチックから外れたところにいて、
    それが少し寂しく感じたりもしたのですが、
    この年齢になってもロマンチックにどっぷりつかっていたら
    ちょっと薄気味悪いかな、とも思うので、
    この展開でいいんだな、とも思ったり。
    というより、この年齢になっても熱く語り合えるところが
    羨ましく感じました。
    話す事でお互いを認めたり、拒絶したり、
    全てを言葉で表現しているところが
    バイタリティーあるなあ〜と。

    また、このラストのところからこの2人はどうなるのかな?
    と思ってしまいました。
    セリーヌが可愛かったし、ジェシーもよかった。。
    これで終わってほしくないし、続きが知りたいです。


     

    ロマンチックな悲しい2人・・・映画「ビフォア・サンセット」

    • 2014.08.22 Friday
    • 23:55
    JUGEMテーマ:映画


    半年後の2人の行方が気になって観た
    「ビフォア・サンライズ」 の続編「ビフォア・サンセット」
    先日と違ってあっという間に引き込まれ、
    ちゃんと最後まで観てしまいました。
     

    原題+Before Sunset
    監督+リチャード・リンクレイター
    脚本+リチャード・リンクレイター
    イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー
     

    キャスト+++
    ジェシー・フォレス(イーサン・ホーク)作家。
    セリーヌ(ジュリー・デルピー)
    フィリップ(ディアボロ)運転手
     

    (内容紹介)
    ウィーンでの出会いから9年後。
    あの一夜のことを描いた小説 "This Time "を書いたジェシーは、
    小説のプロモーションで各地の書店を回る一環でパリの書店を訪れる。
    そこでインタビューを受けていた時、
    ふと横を見るとセリーヌが立っていた。
    ほほ笑むセリーヌと、驚くジェシー。
    ジェシーの飛行機が出るまでの短い間、
    二人は秋のパリを歩きながら思い出を語り合う。
     

    (ネタバレしています)
    この映画は2004年に公開されていて、
    私は2005年の11月に観ていました。
    という事をこのブログにも書いていて、
    そしてその時と今とほぼ変わらない感想だったので
    自分でも自分の変わらなさが可笑しくて
    ちょっとびっくりなのですが。
     

    (以下、コピペ)
    「わたしが好きなのはその人のほんのささいな仕草や言葉といった
    とても美しいディテールなの。
    だから誰と恋愛してもそれは特別なものになるの。
    誰も代わることなんかできないわ」
    というような言葉で、なんだか印象的でした。
    この映画は、ある男女が列車の中で知り合い半日を一緒に過ごしひかれあい、
    半年後に再会の約束をして別れる、という前作「ビフォア・サンライズ」の
    続編で、その二人が9年後に再会して、、というところから始まります。
    でも前作では10時間以上(それでも二人には短かったけど)一緒にいられたのに、
    今回は男性ジェシー(イーサン・ホーク)の乗る飛行機の時間の都合で
    90分弱しか一緒に過ごすことができない。。
    つまり映画の時間と同じくリアルタイムに話が進んでいくのです。
    という事で、二人がお互い会わなかった期間のこと、考えていること、
    価値観、色々なことについて、歩きながら、観光船の中、車の中で
    しゃべりまくるのです。観ていて小説を読んでいるような気がしました。
    二人の話す内容は前作に比べると悲しい色合いが濃いのですが、
    個人的には前のよりも好きかも。。
     

    先日「ビフォア・サンライズ」を観た時に
    もっとロマンチックな内容だったような、という気がしたのですが、
    それは「ビフォア・サンセット」の事だった、と思い出しました。
    90分弱しか一緒にいられないから、お互いの心の距離をうめる為に
    色々な事を話す2人はとてもロマンチックで、
    でも現実の生活から逃れられない今の2人の距離がもどかしくて。。
    特にジュリー・デルピー演じるセリーヌには不思議な世界と
    情熱を感じて、
    ジェシー演じるイーサン・ホークが彼女に対して
    圧倒されるような、でも惹かれずにはいられないという感じで
    まぶしそうな目で見ているところが印象深かったです。
     

    結局、「ビフォア・サンライズ」の2人は
    半年後に会えなかったのですね。というより、
    ジェシーはその場所に行ったけれど、セリーヌは行けなかった。。
    でも現実が悲しいと感じていても、心の奥底に
    お互いへの思い出と、惹かれ合う気持ちがあって
    それを持ち続けるのも素敵な夢なんじゃないかと思うのです。
    どんなに相性の合う人達でも、結婚して子供ができて、
    現実の生活にまみれてしまったり、お互いの存在が
    変化していくのは仕方がない事だし。
    ジェシーもセリーヌもそれをきちんとわかった上で、
    でもこの瞬間だけは2人で過ごしたいと夢の中に入り込んだ、、
    のではないでしょうか。。
     

    なんとなく、ジェシーは飛行機に乗らなかったのではないかな、、
    と思うのです。
    「ビフォア・ミッドナイト」を観たらわかるのかな。
    早く観よう。。
     

    半年後の2人は・・・映画「ビフォア・サンライズ」

    • 2014.08.21 Thursday
    • 23:29
    JUGEMテーマ:映画

    某TSUTAYAで「ビフォア・ミッドナイト」のレンタルが始まっていて。
    前作の、「ビフォア・サンセット」と
    最初の作品「ビフォア・サンライズ」を観ていたので
    レンタルしようと思ったものの、前の作品の事をよく覚えていなくて。
    もう一度最初から観てみようと、まず「ビフォア・サンライズ」を
    レンタルしてきました。

    原題+Before Sunrise
    監督+リチャード・リンクレイター

    キャスト+
    ジェシー(イーサン・ホーク)アメリカ人の学生。
    セリーヌ(ジュリー・デルピー)フランス人の学生。

    (内容紹介)
    ”ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク共演によるラブ・ロマンス。
    列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、
    ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、
    やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。 ”

    (ネタバレしています)

    これってもう19年前の作品なのですね。。
    私が観たのはもっと後だったような気がするのですが、
    よく覚えていなくて、そういえばこんな場面あったなあ、、
    なんて観ていたのですが、寝る前に観ていたからなのか、
    最近、映画を観る事にとんと御無沙汰だったせいか、
    途中で眠くなってしまって、1日目は半分ぐらいまでしか
    観る事ができませんでした。
    2日目は最後まで観たのですが、
    どうにもイーサン・ホーク演じるジェシーの
    いやらしい?目つきが気になってしまって。
    ジュリー・デルピー演じるセリーヌはのびのびと
    自分の思った事について話しているのですが、
    ジェシーは自分が話していない時は、下心がありそうな
    視線をセリーヌに向けていて、観ている私が何故か
    赤面してしまいました。という私の心がいやらしいのかも。

    2人共若くて、活き活きしていて、まぶしくて。
    相手の事よりも自分の事を大事にしてるけれど、
    そういう傲慢さも強引さも、若さでくるんでしまうから
    嫌みにならなくて。
    アメリカとフランスで距離があるけれど、
    話している限り、距離なんて関係ない、という感じで。
    最後のシーンで半年後に会おうという約束をして
    連絡先も教えず、別れるのですが、
    熱情というか、焦燥感というか、
    2人の必死な気持ちが表れていて、なんだかいいなあと
    思っていました。
    もう会う事はないとしても。
    って、結局2人は半年後に会ったんだっけ?
    覚えてない。。ん〜。気になる。。
    早く「ビフォア・サンセット」を観なければ。。


     

    いくつもの心。

    • 2014.08.04 Monday
    • 13:30
    JUGEMテーマ:Happy Birthday !


    君は生真面目で 頑な。
    君はずるくて 嘘つき。でもすぐばれる。
    君は楽しくて 可愛い。いつまでも。

    いくつもの感情が 交差する
    素直だとか つっけんどんとか 不機嫌とか
    どうでもいいんだよ 笑わなくても
    結局 何をしようと どう扱われようと
    気持ちは変わらないから

    君は小心者で 不器用。
    君はおおらかで お調子者。
    君は愛らしくて 魅力的。 どこまでも。

    なんでもかまわない
    君がいるだけで 幸せになるみんながいる
    いくつもの心を手玉にとって
    笑っていればいいよ

    結局 愛さずにいられない。
    君は そんな人。


     

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << August 2014 >>

    etc

    ***

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    エクストラ
    エクストラ (JUGEMレビュー »)
    ボーイズ II メン, マライア・キャリー, L.L.クールJ, ブランディ

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM