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    ヒロちゃんのこと・・・大倉崇裕「福家警部補 未完の頂上」

    • 2014.02.06 Thursday
    • 22:14
    JUGEMテーマ:kindle

    学生時代、ヒロちゃんというクラスメートがいました。
    彼女とは仲が良かったわけではなかったけれど、
    背が小さくて浅黒い肌で、きびきびと動いて、
    友達想いで努力家なところは
    少し彼女を見ていればわかることでした。
    数年後クラス会があって、
    お店を貸し切って
    みんなでワイワイ騒いでいたところに、
    トレンチコートを着た眼鏡のおばさんが入ってきて。
    もしかして補導?(未成年だったので)
    と、ちょっとどきどきしつつ、
    幹事が彼女に貸し切りなことを
    伝えに行くとその人はヒロちゃんでした。
    彼女は看護学校を卒業して看護師として
    働いている、とのことで、
    努力家で友達想いな彼女にぴったりの職業で
    眼鏡の下の瞳はきりりと誇りに満ちていて、
    看護師というよりも師長さん(婦長さん)
    というオーラがありました。
    だからおばさんに見えてしまったんだなあ、、と
    友達と後で言い合っていたのでした。

    。。ということで(?)
    大倉崇裕の「福家警部補の挨拶」
    をドラマで少し観て、原作を読んでみたくなり
    「〜の挨拶」「福家警部補の再訪」と、
    今回Amazon Kindleでの連載、
    「福家警部補 未完の頂上」の
    1回目を読みました。
    (2回目は今日配信されています)
    読みながら私の中では福家警部補が
    ヒロちゃんに思えて仕方がないのですが。
    (雰囲気とか背格好)

    それにしても福家警部補のことが
    よくわかりません。
    どんな事にも精通しているし、
    殆ど寝ていないようだし、
    どんな難事件も鮮やかに解決してしまうし。
    それなのに、初対面の人は
    誰も彼女を刑事とは思わないのです。
    受け付けとか事務員とか、宗教の勧誘とか。
    どんなに人を見る目がある人も、
    初対面の人の職業を大抵当ててしまう人も、
    彼女を見るとどういう人なのか
    わからなくなってしまうのです。
    そしていつしか彼女のペースにのせられ、
    色々と話してしまう。
    冷静な筈の容疑者は、彼女の質問責めに
    イライラしてしまい、
    自分を犯人だと疑っているんだろう、
    とくってかかってしまうのです。

    う〜ん。なんだか変。。
    どの物語にも上記のような描写が出てきて、
    その度にちょっと苛々してしまいました。
    大体すぐに犯人の目星がついてしまう彼女は
    かなり、とても優秀な筈で。
    それなのにそういうオーラが
    まったく出ていないなんて。
    ドラゴンボールの孫悟空のように
    気を消しているのでしょうか。。

    そういう点では色々と工夫のあるドラマの方が
    面白いと思います。
    前回のドラマ「福家警部補の挨拶」
    第4話「月の雫」ではある酒造の社長が
    原作では男性なのに、女性だったし、
    原作の社長よりもお酒を造ることにこだわる
    魅力のある人物として描かれていたし。

    とはいえ、お話はどれも面白いので、
    「未完の頂上」が完結したら
    「福家警部補の報告」も読んでみようかな、
    と思っています。

    追記+(2/12)
    「未完の頂上」を読み終わりました。
    やっぱり何か釈然としない気持ち。。
    福家警部補のスーパーサイヤ人、もとい、
    スーパーウーマンぶりが鼻につくというか。。
    ドラマの方では
    ただの?しつこい刑事さんという印象が
    好ましく感じます。
    昨日(2/11)の放送「相棒」でも、
    原作ではその中に出てきた漫才コンビのことを
    福家警部補がとても好きで
    劇場にオールナイトで観に行っていて
    彼らのことに詳しい設定ですが、
    ドラマでは捜査官が彼らに詳しくて
    彼女に色々教えていたり、
    容疑者の芸人がオチにこだわったり、
    彼女が色々質問して答えていくところが
    漫才っぽかったり。
    (原作ではそういった記述はないので)

    普通はドラマや映画よりも原作の方が
    面白いことが多いのですが、
    この作品に関してはドラマの方が
    個人的にとても面白く感じました。
    ということで「〜の報告」は
    もっと安くなってから(なるかな?)
    読もうと思います。





     

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